取材先企業:イクシアス株式会社 
採用ページ:採用情報|イクシアス株式会社
事業:店舗型事業者向け集客DXツール『STOREPAD(ストアパッド)』の企画開発運営販売
従業員数:40名
課題:有効母集団の形成
採用ポジション:プロダクトマネージャー、マーケター、カスタマーサクセス、セールス、エンジニア、デザイナー、コーポレート 等
採用成果:circusAGENT経由での内定承諾率100%

2020年創業のベンチャーSaaS企業。「お店テクノロジーで、街に色とりどりの笑顔を増やし、日本を楽しく強く」をミッションに、店舗のマーケティング業務を統合管理して業務効率化・集客効果最大化を支援するクラウドサービス『STOREPAD(ストアパッド)』を全国で提供する。2024年には5.1億円の資金調達を実施し、導入店舗数を順調に拡大中。
採用活動ではさらなる組織拡大を見据え、プロダクトマネージャーやWebエンジニアなどの専門職も含めた幅広いポジションで積極採用を行っている。

有効母集団が形成できず、中途採用が難航

弊社は2020年に創業したベンチャー企業で、本格採用を始めたのは2年前のことになります。まずは採用基盤を整えようということで大手エージェント10社と契約を結び、営業職を中心に採用を進めていきました。

その後、マーケターやプロダクトマネージャーの採用フェーズを迎え、新たにSaaS特化やスタートアップ特化のエージェント2、3社と契約しました。ところが、ご紹介いただける数は1社あたり2、3人が限界で。スキルが求められるポジションであることもあって、中々有効応募に繋がらなかったんですよね。他にも、スカウト媒体も使ってみたんですが、月々の使用料がかかる中で費用対効果は低く、決定までの工数を考えても中々大変で。エージェント採用でもスカウト媒体でも、それまでのやり方では有効母集団の形成には繋がらず、苦戦していました。

そんな中で、circusAGENTから営業メールをいただきました。通常、営業メールは読み飛ばしてしまうのですが、circusAGENTの「1,500社のエージェントに一括依頼できる」という点が目に留まりました。

お話を伺ってみて、導入にあたって工数もかからず、紹介のFeeも、直接エージェントと取引するのとほぼ変わらないということがわかりました。さらに初期費用なく始められて、推薦の可能性を広げられるなら、これってデメリットがないなと思って。採用の定例会議で経営陣に提案したところ、会議でもネガティブな意見もなく、すぐに「じゃあやりましょう」ということになりましたね。

内定承諾率100%の秘訣は、人対人のコミュニケーション

circusAGENTを利用し始めて1年が経ち、カスタマーサクセスポジションで3人を採用することができました。内定した全員に承諾していただけたので、内定承諾率は100%。直接のエージェント採用だと承諾率は約60%です。

この差の要因について、肌感としてcircusAGENTに登録しているエージェントは、候補者と親身にコミュニケーションを取られる方が多いという印象があります。1人1人の候補者に丁寧に接して、他社の選考状況や懸念事項、温度感をヒアリングしてフォローアップしてくれているなと感じますね。

人対人のコミュニケーションは、私自身も採用活動において大切にしていることです。リソースは有限ですが、その中でも内定者対応は優先度を高くおいていますし、circusAGENT経由での採用の場合、最終面接前の段階からプラットフォーム上でエージェントと密に相談して選考を進めています。

例えば、条件通知。エージェントから直接提示するのではなくオファー面談まで待ってもらうことで、面談時に今後の上がり幅や評価制度を一緒に説明し、期待値調整をすることができるので、条件通知のタイミングは相談させていただくことが多いです。他にも、エージェントが候補者にヒアリングした懸念事項をもとに、オファー面談でどういった話をしてほしいかリクエストしてもらったり、反対にこちらから「◯◯さんには絶対に仲間になっていただきたいんです!」という熱意を伝えたりして、内定承諾につながるよう伴走してもらっています。

入社日交渉も、例えば入社日が予定より後ろ倒しになる方に対して、必要最低限の返信だけで済ませるのではなく、「能力を評価しているからこそ本当はもっと早く来てほしいけれど、希望入社日までお待ちしたいくらい良い方ですので大丈夫ですよ」という伝え方にして、言い回しひとつ取っても熱意が伝わるよう気を付けています。

このように、候補者とエージェント間、エージェントと採用企業間の両面で綿密に連携が取れていることが、circusAGENTでの高い内定承諾率の要因だと思っています。エージェントとの繊細な連絡の取りやすさでいうと、プラットフォーム上のチャットでのコミュニケーションの質は、エージェントと直接電話でやり取りするのと全然変わりないですし、むしろ文面が残るので間違いなく伝わりますね。

選ばれる会社であるために

エージェント採用をひとつの方法と捉える採用担当者もいるかもしれませんが、私にとって、エージェントは業者ではなく、ひとりの候補者を採用するための同じチームの一員という位置づけです。

採用していていつも思うのは、「エージェントや求職者に選ばれる会社でなければいけない」ということ。だからこそコミュニケーションを重視しますし、受け取る側の気持ちを想像して言い回しに気を遣っています。エージェント相手であれば、担当者のモチベーションが上がるような言動を心がけています。もともと私が採用コンサル出身だということも理由かもしれませんね。

全体的に今年は紹介数が増えていて、これもコミュニケーションが実を結んだ結果なのかなと感じています。

エージェントとの偶然の出会いが広がる場所

弊社のように有効母集団の形成に課題を感じている会社さんには、circusAGENTはぜひ使っていただきたいプラットフォームですね。circusAGENTを一言でいうと、「エージェントとの出会いの場」だと思っています。新たな候補者との出会いの創出はもちろんメリットですが、候補者はもしかしたら他の流入経路で応募してくださるかもしれません。一方、エージェントは本来であれば直接契約していないと繋がれない。

2,3人規模で運営している会社さんもあると思うんですが、検索でヒットしづらい会社さんは自力で探し出すのはかなり難しい。もちろん、1社1社探して契約する工数が省けたという点で楽になりましたが、それ以上に、circusAGENTなしでは決して出会わなかったエージェントとの出会いは大きかったです。circusAGENT経由で出会えたエージェントにはまたご紹介いただけるように、関係を深めていけたらと思っています。

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